リーベ栃木のMF村田(中央)が相手に囲まれながらボールをキープする=大井ホッケー場(チーム提供)

 ホッケー日本リーグ男子1部は1日、東京都の大井ホッケー競技場でプレーオフのファイナルステージ2試合が行われ、本県のリーベ栃木はアルダー飯能に7-1で完勝。「シーズンファイナル」進出を決め、リーグ3連覇に王手を懸けた。

 リーベは後半のゴールラッシュで圧倒した。前半は第1クオーター(Q)4分にFW加藤凌聖(かとうりょうせい)。6分にDF永吉拳(ながよしけん)のゴールでリード。第2Q終了間際に1点を返されたが、第3Qは13分にペナルティーコーナー(PC)から加藤が2点目を奪い、その1分後にMF落合大将(おちあいひろまさ)がゴール。第4Qは加藤がハットトリックを決めるなど最後まで隙を与えなかった。

 シーズンファイナルは2日に同会場で行われ、リーベは午後2時からレギュラーステージ2位の岐阜朝日クラブと対戦する。

攻め抜く姿勢、最大の強み

 シーズン4冠を狙う王者が最初のタイトル獲得に王手を懸けた。リーベ栃木はファイナルステージのアルダー飯能戦で圧巻の7発大勝。ハットトリックのFW加藤凌聖(かとうりょうせい)も「大差で勝てて良かった」と爽やかな表情で汗をぬぐった。