第72回全日本大学野球選手権第4日は8日、明治神宮球場で準々決勝4試合が行われ、本県の白鴎大(関甲新)は鹿屋体大(九州南部)と対戦し、4-3で競り勝って同大初の4強入りを決めた。準決勝で過去6度の優勝を誇る明大(東京六大学)と激突する。
白鴎大は0-0で迎えた四回、先頭の千葉蓮(ちばれん)(宮城・仙台育英)が左越えに本塁打を放って先制。六回は1死一、三塁から佐々木駿介(ささきしゅんすけ)(岩・黒沢尻工)の適時打などで3点を追加し、主導権を握った。
先発の山田怜卓(やまだりょうた)(青・八戸学院光星)は7回8奪三振、1失点と好投。2番手の松永大輝(まつながひろき)(東・東海大菅生)は本塁打を浴びるなど2点を失ったが、リードを守って逃げ切った。
大会第5日は10日、同球場で準決勝2試合が行われ、白鴎大は午前11時半からの第1試合に登場する。