栃木特別支援学校寄宿舎　有識者会議で検討要望　保護者ら、県議会に陳情書　

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県議会に陳情書を提出する保護者ら＝５日午後、県議会議事堂

　栃木特別支援学校（栃木市）の寄宿舎閉舎に反対する保護者らでつくる「栃特寄宿舎の存続を求め未来につなぐ会」は５日、県議会に陳情書を提出した。有識者を交えた検討会議を設置し、寄宿舎を含む本県の特別支援教育の在り方を議論するよう求めている。

　県教委は栃木、那須の両特別支援学校の寄宿舎を老朽化や通学困難者の減少などから２０２３年３月末で閉舎すると21年11月に発表した。その後、両校の一部保護者らによる存続運動などを受け、22年12月に閉舎延期を表明した。