那須塩原市役所

 栃木県那須塩原市三島小で児童に提供された給食に金属片が混入していたことが14日までに、関係者への取材で分かった。

 那須塩原市教育総務課によると、金属片が見つかったのは10日に提供された給食。配膳された野菜のごまあえの中に約2・5センチ×約0・5センチの金属片が入っているのを教員が食べる前に見付け、校内放送で食べないよう呼びかけた。児童、教員にけがはなかった。

 金属片は、給食を調理した同市西那須野学校給食共同調理場にある野菜をカットする調理器具の刃の固定部分が欠けたものという。ごまあえは市内小中学校9校にも提供されたが、三島小以外で金属片は見つからなかった。

 同課は「調理器具は刃ごと取り換えた。今後は点検などを徹底していく」としている。