アイスホッケーアジアリーグは5日、北海道苫小牧市の白鳥王子アイスアリーナほかで3試合を行い、HC栃木日光アイスバックスはRE北海道を延長戦、ペナルティーショット(PS)戦の末に4-3で下し、レギュラーシーズン最終戦を白星で終えた。通算22勝18敗、順位は既に3位が確定している。

 バックスは第1ピリオド(P)から押し込まれる展開となった。10分55秒にはフリーの右サイドから打ち込まれて先制点を献上。18分3秒には追加点を決められた。

 第2Pは立ち上がりから攻勢な流れに。1分0秒、FW鈴木健斗(すずきけんと)がリバウンドを詰め、直後にはFW宮田大輔(みやただいすけ)のアジアリーグ初得点で追い付いた。

 第3Pは9分12秒に宮田のこの日2点目のゴールで勝ち越したが、残り1分58秒で失点し追い付かれた。延長戦では勝負が決まらず、PS戦はFW出口圭太(でぐちけいた)と宮田が決め、GKベンガート朗孟(ろまん)の好セーブも光り2-1で制した。

 バックスのプレーオフ初戦となる準決勝は9日午後6時半から、同会場でRE北海道と対戦する。