アイスホッケーアジアリーグは18日、韓国のアニャンアイスアリーナほかで3試合を行い、HC栃木日光アイスバックスは首位の安養をペナルティーショット(PS)戦の末、4-3で下した。今季最多となっていた連敗を5で止め、通算19勝16敗、順位は3位で変わらない。

 バックスは第1ピリオド(P)3分41秒にリバウンドをDF早田聖也(はやたせいや)が押し込み先制。7分17秒に速攻から同点へ追い付かれた。

 第2Pは12分2秒に自陣でパックを失い、追加点を許した。しかし14分43秒にFW鈴木健斗(すずきけんと)のシュートからFW大椋舞人(おおむくまいと)が決めて同点。17分7秒にはゴール裏からの展開でFW斎藤哲也(さいとうてつや)が打ち込んで勝ち越した。

 第3PはDF坂田駿(さかたしゅん)やGKベンガート朗孟(ろまん)が再三にわたり相手の猛攻を食い止めたが、13分51秒に速攻で崩され3-3。延長戦でも決着がつかず、PS戦はFW出口圭太(でぐちけいた)、FW宮田大輔(みやただいすけ)が決め、ベンガートが4人全員を止めて勝負を決めた。

 次戦は19日午後4時から、同会場で同カードを行う。