新年に届く年賀状の仕分け作業が、栃木県内の郵便局でピークを迎えている。
宇都宮市中央本町の宇都宮中央郵便局では15日から来年1月7日まで、年賀状を担当する局員やアルバイトら約45人が交代しながら24時間体制で作業。28日も集まった多くの年賀状を手作業でそろえたり、配達先の住所別に分けられた棚に手際よくさばいたりした。
同郵便局の柳田茂雄(やなぎだしげお)局長(57)は「元旦に1通でも多く届けられるよう作業を進めています。1年の感謝の気持ちを伝えるなど、新年のあいさつに利用していただきたい」と話した。
日本郵便関東支社によると、2023年用年賀状の全体の当初発行枚数は前年より1割ほど少ない16億4千万枚。記録が残る04年用以降では最少となっている。