アイスホッケーの日本一を決める第90回全日本選手権大会第2日は16日、長野市のビッグハットで準々決勝4試合が行われ、初戦に臨んだHC栃木日光アイスバックスは東洋大(関東大学リーグ1位)に4-0で快勝した。バックスの4強入りは13大会連続。
このほか東北とひがし北海道、RE北海道のアジアリーグ勢が4強を占めた。
第1ピリオド(P)序盤は一進一退の展開。徐々にペースをつかんだバックスは8分27秒、速攻からFW斎藤哲也(さいとうてつや)が先制し、18分31秒にゴール前の攻防を制したFW伊藤俊之(いとうとしゆき)が追加点を挙げた。第2Pは得点機はつくるもののゴールは奪えず。第3Pは守勢に回る時間帯もあったが、13分4秒、FW牛来拓都(ごらいたくと)の左折り返しが相手スティックに当たって3点目。終了間際には相手6人攻撃中にFW鈴木健斗(すずきけんと)のゴールでダメ押しした。
大会第3日は17日、同会場で午前11時からひがし北海道-RE北海道、午後2時半からバックス-東北の準決勝を行う。