足尾銅山鉱毒事件やその解決に奔走した田中正造(たなかしょうぞう)の研究団体の草分けとされる「渡良瀬川研究会」は3日、群馬県館林市の市文化会館小ホールで、閉会記念鉱害シンポジウムを開いた。これまでの歩みを振り返るなどして、半世紀の歴史に幕を閉じた。
研究会は、1973年10月に同県教組邑楽支部が主催した渡良瀬川鉱害シンポジウムが起源。正造と鉱毒事件を研究し、思想や運動を継承しようと発足した。同県や栃木県などでシンポやフィールドワークを重ね、会誌は17号まで発行した。
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