栃木県の那須、栃木の県立特別支援学校の寄宿舎閉舎を巡り一部保護者から反対の声が上がっている問題で、阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長は2日の県議会代表・一般質問で、計画していた本年度末での閉舎を延期する考えを表明した。保護者の反発や再考を促す県議会の意見を重く見た。一方、答弁では寄宿舎の存廃については明言されず、保護者は複雑な心境を吐露した。
この日の質問でも、県教委が閉舎を決めたプロセスについて批判が相次ぎ、螺良昭人(つぶらあきひと)氏(とちぎ自民党議員会)は「閉舎ありきで説明責任が果たせず、保護者の理解を得られなかった」。小池篤史(こいけあつし)氏(民主市民クラブ)も「あまりに唐突で乱暴だった」と指摘した。
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