アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは3、4の両日、ともに午後2時から日光霧降アイスアリーナで横浜と対戦する。約1カ月ぶりのホーム戦。本拠地での年内最終2連戦を勝利で締めくくりたい。

 バックスは通算15勝9敗の3位。ひがし北海道に連敗を喫して迎えた前週は横浜に2連勝し、調子を戻している。その第1戦は相手の粘りに苦戦してペナルティーショット(PS)戦にまでもつれ込んだが、第2戦は試合を通じパックを支配して快勝した。

 横浜は5勝15敗の5位。ただ外国人選手やスピードのある選手に注意を払わないと、足をすくわれかねない。今季もホームで1敗しているだけに油断は禁物だ。

 今季のバックスの横浜戦は今節が最後。ここまで5勝1敗と大きく勝ち越しており、連勝を伸ばして来年の全日本選手権大会やリーグ再開につながる好内容で圧倒したい。

 藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「直近で戦っているので相手も準備してくるはず。それを上回れるようにしっかり戦いたい」、FW寺尾勇利(てらおゆうり)は「2番手、3番手の選手の動きが重要になってくる。そこに注目して見てもらえれば」と久々のホーム戦を楽しみにしている。