生後3カ月の長男の頭を殴るなどし重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた母親の栃木市、無職女被告(27)の判決公判が30日、宇都宮地裁で開かれた。楠真由子裁判官は「逃げることも助けを求めることもできない幼いわが子に繰り返し暴行したことは正当化できない」として懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。