県内高校生の就職内定状況(10月末)

 栃木労働局は29日、来春卒業する栃木県内の高校生の10月末時点の就職内定状況を発表した。内定率は前年同期比0.8ポイント増の84.5%となった。新型コロナウイルス禍からの緩やかな回復傾向が見られ、藤浪竜哉(ふじなみたつや)局長は「順調な滑り出し。高校生が就職しやすい環境にある」と説明した。

 求人倍率は0.58ポイント増の2.70倍。求人数が増え、求職者数は減った。記録が残る1997年以降で最高を更新した。