県高校新人卓球最終日は22日、県北体育館で男女団体を行い、男子は青藍泰斗が7年ぶり、女子は真岡女が2年ぶりの栄冠をつかんだ。
青藍泰斗は順位決定リーグ最終戦で同じ2勝の作新学院と対戦。2勝2敗で迎えた第5戦のシングルスで水谷旭希(みずたにあさき)が3-1で競り勝った。真岡女もリーグ最終戦で前回女王の宇都宮文星女を破り、3戦全勝で頂点に立った。
上位4チームは12月に宇都宮市の日環アリーナ栃木で行われる関東大会に出場する。
ラリーで難敵を下す 男子団体
優勝を懸けた男子団体順位決定リーグの作新学院戦。青藍泰斗を頂点に導いたのは水谷旭希(みずたにあさき)だった。2勝2敗の第5戦で見事勝利。「不安しかなかったが、最後まで集中できていた」と笑った。
相手は「公式戦で一度も勝っていない」という難敵河原涼太(かわはらりょうた)。勝因となったのは「鍛えてきた」フットワークだった。特に成果が発揮されたのはラリーで、ミスなく主導権を握るとスマッシュを打ち込み続けた。
近年は春、夏と強さを見せていた青藍泰斗だったが、新人大会優勝は久しぶり。水谷は「良いスタートが切れた。関東大会も1戦1戦勝ち切りたい」と決意を固めた。