バスケットボールB1宇都宮ブレックスの第6節は19、20の両日、愛知県豊田市のスカイホール豊田で三河と対戦する。試合はいずれも午後3時5分から。3週間のリーグ中断期間明けの2連戦を勝利で飾り、上位追撃へ勢いを取り戻したい。
これまで各チーム9試合を終えブレックスは3勝6敗の東地区5位。前節は千葉Jに58-87で敗れ今季2度目の3連敗となった。14日にはジュリアン・マブンガとの今季契約を双方合意の上で解除した。
この3週間の取り組みについて佐々宜央(さっさのりお)監督は「反省点を一つ一つ丁寧に練習してきた」と振り返る。開幕から3節続いた遠征による疲労が抜け、課題を見詰めながら高い強度で調整。遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)は「良い準備はできていると思う。これを試合にどうつなげていけるか」と引き締める。
対する三河は通算4勝5敗で中地区5位。屈強な体格を誇るダバンテ・ガードナーを軸に西田優大(にしだゆうだい)やシェーファーアヴィ幸樹(こうき)といった日本代表経験のある若手もそろっている。
ブレックスとしては得点力のあるガードナーを警戒しつつ、周りの選手の得点をいかに減らせるかが鍵になってくる。佐々監督は「ハードワークし続けることが大前提。切り替えてまた一枚岩となって戦う試合を見せていきたい」と意気込んだ。