第75回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)県予選最終日は12日、県北体育館で男女の決勝を行い、男女ともフルセットにもつれ込む激戦の末、男子は足利大付が4年連続42回目の頂点に立った。21年連続で足利大付-作新学院のカードとなった男子は第1セットを奪われた足利大付が相田和真(あいだかずま)、川田夢叶(かわだゆうと)らの強打でリズムをつかみ第2セットを奪取。第4セットを川田の2連続サービスエースなどでフルセットに持ち込みむと、最終第5セットは岩岡日向我(いわおかひゅうが)が要所で巧みなスパイクを決めた。
「紙一重」急造布陣が底力
「紙一重でしたね」。足利大付の新井房巳(あらいふさみ)監督の言葉がフルセットの激闘を物語っていた。攻撃、守備両面で作新学院との差はわずか。連覇を伸ばせた要因は高校生があまり経験しない5セットマッチを生かす戦略だった。
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