連合栃木(吉成剛(よしなりつよし)会長)は11日、宇都宮市文化会館で、来春の統一地方選に向けた総決起集会を開き、推薦する立候補予定者20人の当選を誓った。現時点での推薦数は前回の同時期(2018年11月)より6人少ない。
立候補予定者は県議選が現職6人、新人4人の計10人。宇都宮、小山、真岡の3市議選で現職7人、新人3人の計10人。
吉成会長は「衆院選、参院選では組合員から、支援する政党がばらばらでどこに投票すれば良いか分からないという声が多かった。統一地方選挙で一つになっていく方向性を示したい。全員当選を目指して取り組む」と強調。立憲民主党の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員が応援に駆け付け「党が違う人や無所属の人もいるが、皆さんの力で全員当選させたい」と力を込めた。
決起集会に先立ち、「第11回年次大会」を開催。22~23年度運動方針補強案や、衆院選と参院選の実績、課題を盛り込んだまとめ案を可決した。