程よい辛さの中に甘みを感じる「黒たまカレー」(500円)は人気料理の一つ。小山市内で収穫したタマネギを使用している。
延島小跡地を活用した6次産業化施設「アグリの森」で2週間熟成したタマネギをパウダー状にし、ルーと混ぜ合わせる。コクが出て、口当たりの良いまろやかな味になっている。
平日限定で唐揚げ(火曜)やエビフライ(木曜)を添えることもできる。
「花さんぽ」は人材総合サービスのエイジェック傘下で、市内に4店舗あった飲食店「えびの仙太」が前身。同社の社会人野球チーム「エイジェック硬式野球部」などが、練習の後に足を運ぶ“アスリート食堂”の側面を持つ。
野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスのホーム戦や、市内開催のマルシェなどではキッチンカーで出店している。「いちご一会とちぎ国体」でも市内の競技会場に出店し、連日150食以上を売り上げた。
厨房(ちゅうぼう)担当の井上祐太(いのうえゆうた)さん(26)は「アスリートも食べるカレーを、健康に気を使っている人にぜひ食べてほしい」と話している。
▼メモ 小山市福良586。午前11時~午後2時(土日祝日2時半)、午後5~8時(同8時半)。火曜定休。(問)0296・34・0588。