第3ピリオド、バックスのFW牛来(右)とFW大椋(左)がゴールに迫る=日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグは30日、日光霧降アイスアリーナほかで2試合が行われ、HC栃木日光アイスバックスは東北に6-1で快勝した。2連勝で通算11勝7敗、順位は3位のまま。

 バックスは第1ピリオド(P)4分27秒、FW牛来拓都(ごらいたくと)のパスに単独で抜け出したFW大椋舞人(おおむくまいと)がGKとの1対1を制して先制。その後も13分4秒にFW鈴木健斗(すずきけんと)、18分40秒にFW古橋真来(ふるはしまくる)も続いて優位を築いた。

 第2Pは9分56秒に左サイドを突破されて失点したが崩れず。第3Pに入ると3分11秒にDF佐藤大翔(さとうひろと)がミドルシュートを決め、直後にFW清水怜(しみずりょう)はこぼれ球を押し込んで加点。終了間際にゴール裏からのパスを左サイドで受けた鈴木健がたたき込んで駄目を押した。

 次戦は11月5日午後4時から、横浜市のKOSE新横浜スケートセンターで横浜と対戦する。

■昨季最終戦の悪夢払拭

 ハロウィーン仕様の特別ユニホームや仮装したファンでお祭りムード漂う会場が沸いた。バックスが6-1で東北を撃破。藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督も「うちらしい展開の速いホッケーができた」と深くうなずく連日の快勝劇だ。