第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)は29日、宇都宮市の日環アリーナ栃木ほかで各競技を行い、今大会から正式種目となったボッチャ競技で29日、県勢の3組6人が躍動した。大山智子(おおやまのりこ)(49)=宇都宮市=と関尚央(せきひさお)(55)=那須烏山市=ペアが金メダルに輝くなど、各選手が熱いプレーで観客を沸かせた。選手には脳性まひなど一人一人に多様な障害がある。投球や意思疎通を家族らが支え、夢舞台での活躍を後押しした。
正確なショットの度に会場から拍手が上がった。29日午後、那須塩原市高柳の三和住宅にしなすのスポーツプラザ。二人1組で、全国から計54組が出場した。
ボッチャは白球へ赤や青の球を投げ、どれだけ近づけられるかを競う。大山には四肢まひがあり、自力での投球が難しい。ボールを転がす勾配具の調整を弟の善樹(よしき)さん(42)が担う。二人三脚でプレーを始めて約2年半。連係に磨きを掛けてきた。
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