高根沢町議会議長の佐藤晴彦(さとうはるひこ)氏(42)=同町宝積寺=は28日、県庁記者クラブで記者会見し、来春の県議選さくら市・塩谷郡選挙区(定数2)に立候補することを正式表明した。所属する自民党に公認申請する。
佐藤氏は町を地盤とする県議が7年半にわたり不在だとして「町と県のパイプ役になる県議がいないと、町の発展に遅れが出ないかという心配があった」と主張。同僚議員の推挙もあり、出馬を決めたと説明した。
利用者が少なく収支が赤字となっているJR烏山線沿線の振興や高齢者福祉の充実、圏域の魅力創造などに取り組むと述べた。会見には町議6人が同席した。
同選挙区では佐藤氏のほかに現職1人、新人1人が立候補を予定している。