第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(障スポ)の各競技で金メダルを獲得した選手に贈る「ビクトリーブーケ」の制作が28日、宇都宮市清原工業団地の清原地区市民センターで始まった。県民ボランティアら延べ計180人が協力し、30日までに1500本以上のブーケを作る。
ブーケの贈呈は、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(東京都)が、社会貢献活動の一環として2004年の埼玉大会以来続けている。今回贈呈するブーケには、県産のバラや洋ギクのディスバットマムなど5本をあしらっている。
28日は、同協会スタッフやボランティアら約50人が、流れ作業で花をまとめたり、包装紙をくるんだりした。ボランティアの同市豊郷台3丁目、会社員中山裕子(なかやまひろこ)さん(64)は「表彰式を華やかに彩りたい」と意気込み、てきぱきと作業を進めていた。