宇大地域デザインセンターに「防災部門」　研究成果集約、人材育成も

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宇都宮大地域デザイン科学部付属地域デザインセンターのある同大陽東キャンパス＝19日午後、宇都宮市

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学生たちが防災の知識について学んだ「防災キャンプ」の様子＝９月下旬、宇都宮大

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学生たちが防災の知識について学んだ「防災キャンプ」の様子＝９月下旬、宇都宮大

　地域の防災力底上げを目指して宇都宮大は12月、地域デザイン科学部付属地域デザインセンターに「地域防災部門」を設立する。災害や防災に関する大学内の研究成果を収集・蓄積して情報発信するほか、自治体や関係組織との連携、人材育成に取り組み、中長期的には本県の防災力向上への拠点として整備していく。同９日には、設立を記念してシンポジウムを開催する。

　同大ではこれまでも災害・防災に関する研究に取り組んできたが、学内で情報やノウハウが共有できていなかった。東日本大震災や台風など災害頻発によるニーズの高まりを受け、調査研究や人材育成の専門部門を立ち上げることになった。