第1ピリオド14分、バックスの鈴木雄がGKをかわし先制点を決める=日光霧降アリーナ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは23日、日光霧降アイスアリーナで横浜と対戦し、延長戦の末に4-5で敗れた。連勝は3で止まり、9勝7敗。順位は変わらず3位。

 バックスは第1ピリオド(P)14分55秒、右サイドからパスを受けたFW鈴木雄大(すずきゆうた)がGKとの1対1を決めて先制。第2Pは同点とされた1分後、FW鈴木健斗(すずきけんと)がゴール裏からの跳ね返りを押し込んだ。その後、2連続失点し逆転を許したがFW伊藤俊之(いとうとしゆき)、FW古橋真来(ふるはしまくる)が決めて4-3で折り返した。

 第3ピリオドは11分36秒に再び追い付かれ、延長戦に突入。立ち上がりに鈴木健のシュートがGKに弾かれた後、パスをつながれ、開始50秒で決勝弾を浴びた。

 次戦は29日午後2時から同会場で東北と対戦する。

■守備の甘さ、要所で露呈

 格下の横浜に痛い敗戦を喫したバックス。「落としてはいけない試合」という藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督のストレートな物言いに無念さがにじむ。どんな形でも、つかまなければならない1勝だった。