公明党県本部は23日夜、宇都宮市内で定期大会を開き、野澤和一(のざわかずいち)県議を新代表に選出した。代表を5期10年務めた山口恒夫(やまぐちつねお)県議は、常任顧問に就く。
新たな幹事長には西村真治(にしむらしんじ)県議が就任した。議長は引き続き輿水恵一(こしみずけいいち)衆院議員が務める。
野澤代表は下野新聞社の取材に「『大衆とともに』という立党の精神を規範とし、現場第一で一人に寄り添う政治に徹したい」と述べた。
来春の統一地方選については「県議選、市町議選全てで勝利を目指す。これまで積み上げてきた実績や地域からの信頼を拡大していきたい」と説明した。
大会には石井啓一(いしいけいいち)党幹事長のほか、来賓として自民党県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)党幹事長や福田富一(ふくだとみかず)知事が出席した。