元農林水産省職員の大橋勇太(おおはしゆうた)氏(46)=小山市粟宮=は21日、県庁記者クラブで記者会見し、来春の県議選小山市・野木町選挙区(定数5)に立候補することを正式表明した。月内に自民党へ公認申請する予定。
大橋氏は、農水省からの出向で鹿児島県出水市副市長などを務めた経験から「行政としてできることと、政治でないとできないことがあった」などと出馬の動機を語った。
県農地中間管理機構(農地バンク)による農業基盤の強化や食料価格の適正化を重点に、アフターコロナの生活支援、子育てしやすいまちづくりなどに意欲を示し、「確かな経験と実績を生かし、すぐに県民のお役に立てる候補としてアピールしたい」と話した。
同選挙区は現職4人と新人3人が出馬する見通し。