真岡市議の池上正美(いけがみまさみ)氏(62)=真岡市東沼=は5日、県庁記者クラブで記者会見し、来春の県議選真岡市選挙区(定数2)に無所属で立候補することを正式表明した。

 池上氏は日産自動車栃木工場(上三川町上蒲生)勤務を経て、2015年4月、真岡市議選で初当選し、2期目。県議への転身理由について「市議の間に市、県、国のつながりの重要性を感じた。皆さんの声を県政に反映し、誇れる古里を目指したい」と語った。

 会見には同選挙区の現職一木弘司(いちきひろじ)氏(80)も同席。一木氏は今期限りで勇退する意向で、池上氏を後継候補に指名した理由を「地域をよく知っているし、若さもある。以前からお願いしていた」と語った。池上氏は連合栃木への推薦申請をしているという。