ホッケーの全日本社会人選手権大会最終ラウンド第2日は15日、東京都の大井ホッケー競技場ほかで男女の準決勝を行い、県勢は男子のリーベ栃木が表示灯フラーテルを2-1で下し2大会連続の決勝進出を決めた。女子のグラクソ・スミスクライン(GSK)はソニーに3-3と善戦したが、シュートアウト(SO)戦で1-3で敗れた。
リーベは前回3位の表示灯に接戦を強いられた。第1クオーター(Q)11分にDF和田友道(わだともみち)が決めて先制。その後は拮抗(きっこう)した展開となったが、第4Q5分にFW加藤凌聖(かとうりょうせい)が追加点を挙げ、9分に1点を返されたが逃げ切った。
GSKは第1Q7分にペナルティーコーナー(PC)から先制点を献上したが、終了間際にFW五島梨奈(ごしまりな)の得点で追い付いた。第2Qも先行されたがMF田中彩樹(たなかさき)の得点で再び振り出しに戻した。第4Qは7分にFW渡辺未彩季(わたなべみさき)のゴールでリード。しかし9分にPCで同点とされた。
大会最終日は16日、同会場ほかで行い、リーベは岐阜朝日クラブと決勝、GSKは南都銀行と3位決定戦を行う。