アーチェリー成年女子に出場する(左から)井上、星、宮下。休憩中、宮下の長男との触れ合いに笑顔が広がる=10月上旬、那須烏山市内

アーチェリー成年女子に出場する(左から)井上、星、宮下。休憩中、宮下の長男との触れ合いに笑顔が広がる=10月上旬、那須烏山市内

アーチェリー成年女子に出場する(左から)井上、星、宮下=10月上旬、那須烏山市内

アーチェリー成年女子に出場する(左から)井上、星、宮下。休憩中、宮下の長男との触れ合いに笑顔が広がる=10月上旬、那須烏山市内 アーチェリー成年女子に出場する(左から)井上、星、宮下。休憩中、宮下の長男との触れ合いに笑顔が広がる=10月上旬、那須烏山市内 アーチェリー成年女子に出場する(左から)井上、星、宮下=10月上旬、那須烏山市内

 「いちご一会とちぎ国体」で8日から始まるアーチェリーの成年女子に、子育て中の母親チームが出場する。井上(いのうえ)いづみ(32)=椿寿荘、星亜沙美(ほしあさみ)(31)=ダイサン印刷、宮下真奈美(みやしたまなみ)(30)=グランディハウス=の3選手だ。仕事と家庭、競技の両立を目指し、限られた時間で練習を重ねてきた。家族らの支えを受け、母として精神的な強さも増した3人がそれぞれの思いを矢に込める。 

 今月上旬、栃木県那須烏山市内。強い日差しの下、本番さながらの強化練習が行われた。「ママ、暑いでしょ」。練習の合間に井上の長男(3)が日傘を手渡すと、周囲に笑顔が広がった。