» 動画ページへ

卓球成年女子決勝 激戦となった第4セットを制し、ガッツポーズで喜ぶ本県チームの安藤=鹿沼市のTKCいちごアリーナ

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第5日は5日、足利市のFUKAI SQUARE GARDEN足利ほかで13競技を行い、県勢は4競技で頂点に立った。卓球成年女子は47年ぶり3度目の栄冠。

◇とちぎ国体の最新記事、Web写真館はこちらから

 激闘の先に歓喜が待っていた。最終第5試合までもつれた卓球成年女子決勝で勝利を収めた本県チーム。「チーム力の勝利。選手が本当によくやった」と香取宏禎(かとりひろよし)監督(栃木銀行)。頂に手が届いた瞬間、3人にようやく柔らかい笑顔が戻った。

 広島との決勝は先勝しながら第2、3試合を落とし1-2。後がない第4試合、エース安藤(あんどう)みなみ(県スポーツ協会)の集中力は研ぎ澄まされていた。