フェンシング成年女子エペの本県選抜は、1回戦リーグ2勝1敗で2回戦へ進出。選手たちは会場の大声援を味方に「気持ち良く戦えた」と声をそろえた。
ヤマ場と見込んだ初戦の富山戦は、エースの中浦柚樹(なかうらゆずき)(上三川クラブ)と2番手の大西愛(おおにしあい)(日体大)が手堅く2勝を挙げて試合を決めた。
続く愛媛戦は「初戦は緊張して思うように動けなかった」という国谷優奈(くにやゆうな)(明大)も勝利を挙げ3-0で快勝。最終の鹿児島戦は3人とも最後の1ポイントが奪えず僅差で勝利を逃したが次へつながる戦いはできた。
監督兼任の中浦は「試合順も1試合ごとに変更しベストな戦いができた」と手応え。唯一、県内出身の国谷は「会場から歓声があがるのが気持ち良かった」と地元開催を満喫した様子。5日の2回戦へ向けて3人の闘志に火がついた。