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アルプスの応援席に笑顔で手を振る作新ナイン=清原球場

 来春の選抜甲子園につながる第75回秋季県高校野球大会(下野新聞社など後援)最終日は28日、清原球場で決勝を行い、作新学院が青藍泰斗を11-7で下し、6年ぶり17度目の優勝を飾った。

 作新学院は1-2で迎えた四回2死二、三塁から高森風我(たかもりふうが)の左越え3点本塁打で逆転。再び2点のリードを許した6回は代打小森一誠(こもりいっせい)、澤田秀翔(さわだしゅうと)の長短適時打で同点。さらに1死満塁から武藤匠海(むとうたくみ)の投ゴロで勝ち越し点を挙げた。

 八回にも宮本隼希(みやもとしゅんき)らの適時打などで3点追加。投手陣は4番手でマウンドに上がった川又楓(かわまたかえで)が4回1失点と粘投し、相手の追撃をかわした。

 青藍泰斗は四回に酒巻瞬(さかまきしゅん)、馬場空飛(ばばくうと)の適時長打などで一挙4点を挙げ中盤まで互角の戦いを見せた。しかし六回以降は7失点と投手陣が踏ん張り切れなかった。

 関東大会は埼玉県で10月22日から30日までの延べ5日間行われる。作新学院は4年ぶり25度目、青藍泰斗は3年ぶり6度目の出場となる。