栃木県教委が本年度末での閉舎を決めた那須特別支援学校(那須塩原市)の寄宿舎を巡り、存続を求める保護者らと県教委との溝が埋まっていない。県教委は2度の説明会を開いたが、議論は平行線をたどった。保護者らは存続に向けた署名活動を行うとともに、今月15日には閉舎計画の一時停止を求める陳情書を県議会に提出。閉舎の期日が半年後に迫る中、存続への願いを県議会に託した。
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那須特別支援学校の寄宿舎の朝は、生徒の放送で始まる。
22日午前6時半。「起床の時間です。今日も1日、元気に過ごしましょう」。当番の高等部3年の男子生徒が、一言一言丁寧にマイクを通して呼びかけた。
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