【鹿沼】都市再生機構(UR)が銀座通り周辺の飲食店など5社で構成する「鹿沼銀座エリアリノベーション共同体」と手がけるまちづくり拠点施設「kanuma commons(カヌマコモンズ)」がこのほど、銀座2丁目にオープンし、同所でキックオフセレモニーが開かれた。
衣料品店だった建物の一部を改装し、1階はシェアキッチンのチャレンジショップ3店舗、2階は会員が交流できるラウンジスペースとした。URと同共同体は今後、施設を拠点にしたイベントなどを通してにぎわい創出に取り組む考えで、同共同体の風間教司(かざまきょうじ)代表(47)は「皆さんに注目してもらい、集まれる場所にしたい」と話した。
セレモニーにはUR東日本都市再生本部の中山靖史(なかやまやすふみ)本部長(56)や佐藤信(さとうしん)市長らが出席。中山本部長は「鹿沼の新しい魅力と価値を創造する空間になれば」とあいさつした。
施設整備は、市とURが締結した「まちづくりに関する連携協定」に基づく取り組み。URが建物を借り受けて整備計画を立案し、同共同体が改修や管理、運営を担う。
開館時間は午前10時~午後8時で年中無休。