来年5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて全国各地で行われる閣僚会合で、栃木県日光市内が男女共同参画・女性活躍担当相会合の開催地に正式に決まった16日、男女平等社会の実現を目指す県内の研究者や関係団体からは活発な議論を望む声が上がった。国際的なジェンダーギャップ指数で日本は今年もG7の中で最下位と低迷しており、「県民全体で男女平等を考え行動する契機となってほしい」と期待した。
「県や日光市など各自治体は会合を開催して終わりにせず男女共同参画の重要性をいま一度認識し、今後の取り組みにつなげてほしい」。宇都宮大で参画意識の醸成などに取り組む宇大ダイバーシティ研究環境推進本部の川面充子(かわづらみつこ)特任助教(55)は力を込める。「性別に関係なく、一人の人間として認められる社会が求められている」と説く。
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