日本陸連は14日、第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の陸上のスタートリストを発表した。7月の世界選手権女子やり投げで銅メダルを獲得し、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルに日本勢で初進出した北口榛花(きたぐちはるか)(北海道、JAL)ら複数の日本代表が出場する見込み。
北口は成年女子やり投げにエントリー。DLの年間上位者で争うファイナルでは63メートル56をマークし3位となった。
このほか主な世界選手権代表では、男子20キロ競歩で銀メダルの池田向希(いけだこうき)(静岡、旭化成)が成年男子1万メートル競歩に登録。中長距離3種目で日本記録を保持する田中希実(たなかのぞみ)(兵庫、豊田自動織機)が成年女子800メートルにエントリーした。
成年男子では100メートルに坂井隆一郎(さかいりゅういちろう)(大阪、大阪ガス)と柳田大輝(やなぎたひろき)(群馬、東洋大)、やり投げにディーン元気(げんき)(兵庫、ミズノ)が名を連ねた。成年女子では100メートルに福部真子(ふくべまこ)(広島、日本建設工業)が、5000メートルに広中璃梨佳(ひろなかりりか)(長崎、日本郵政グループ)が出場予定。