自転車ロードレースの国際ステージレース「第36回ツール・ド・北海道」は11日、北海道倶知安町から苫小牧市までの170.6キロで最終第3ステージが行われ、那須ブラーゼンの佐藤大志(さとうひろし)が栃木県勢最高の8位だった。宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)が9位で続いた。
コースは中盤から激しいアップダウンが続き、終盤は下り基調。レースは序盤から佐藤を含む10人の逃げ集団が先行する展開。最後はゴール前500メートルからの上りでスプリント勝負となったが佐藤は及ばなかった。
第1ステージに続き、ブリヂストンの今村駿介(いまむらしゅんすけ)が優勝した。
チーム総合はブラーゼンが4位と健闘。ブリッツェンは7位だった。個人総合は第2ステージを制したブラーゼンの谷順成(たにじゅんせい)が県勢最高の4位だった。