第2ピリオド14分、バックスのFW荒井(中央)が4点目を奪い仲間と喜ぶ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは11日、日光霧降アイスアリーナでひがし北海道と対戦、5-4で競り勝ち開幕4連勝を飾った。3戦全勝だった安養が敗れたため、バックスはリーグ首位に立った。

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 神経をすり減らすような苦しい展開をものにした。相手の猛追を何とか振り切り、藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「疲れました」と第一声。同時に「勝ち切れたことが大きい」と、白星を手放さなかったチームの成長を感じていた。

 第1ピリオド(P)10分までに3-0としたが、ここから今季初勝利を目指すひがし北海道の執念に“楽勝ムード”をかき消された。