試合が終了し、最後の打者となってうつむく栃木GBの長南主将(左)と駆け寄る佐々木

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの南地区チャンピオンシップ(CS)第2戦が11日、茨城県の常陸大宮市民球場で行われ、栃木ゴールデンブレーブス(GB)は茨城に1-2で逆転負けを喫し、「BCLチャンピオンシップ」出場を逃した。

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 勝利を祝う鮮やかなテープが背後で舞う中、栃木GB最後の打者となった長南有航(ちょうなんゆうこう)主将が肩を落としうつむく。そのコントラストが敗戦のショックをより際立たせた。3年ぶりのリーグ王者への道は終幕。寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督は「勝ちたい思いは全面にあふれていた」と選手をねぎらった。