体操少年女子の本県チームは先週の練習で負傷者が出たためメンバーを1人変更。7日に起用が決まった中山杏花(なかやまきょうか)(宇都宮短大付高)が落ち着いた演技を見せた。
「準備はしていたけど、最初は補助役員のつもりだったので『ちゃんとやらないと』と思った」と心のスイッチを切り替えて奮闘。得意のゆかで伸び伸びとした動きを披露し「一番好きな種目。最初は緊張したけど楽しくやることができた」と顔をほころばせた。
予選は目標の10位以内に届かず13位。安里春雄(やすざとはるお)監督(オリオンスポーツクラブ御幸)は13日の決勝へ「細かい部分で点を拾っていければ十分に8位以内を狙える」とより精度の高い演技を求めていた。