バスケットボールB1宇都宮ブレックスは10日、富山県魚津市のありそドームで富山とプレシーズンゲーム(PSG)を戦い、終盤でのミスが響き84-88で競り負けた。

 ブレックスは比江島慎(ひえじままこと)が先発で今季初出場。このほか遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)、鵤誠司(いかるがせいじ)、ジョシュ・スコット、アイザック・フォトゥが先発に名を連ねた。

 試合は一進一退。第1クオーター(Q)は富山に先行されたがフォトゥの3点シュートや竹内公輔(たけうちこうすけ)のインサイドなどで対抗した。一時点差を二桁まで広げられた第2Qもフォトゥの速攻などで40-43と粘り、前半を終えた。

 第3Qは鵤や喜多川修平(きたがわしゅうへい)の3点シュートで59-59としたが、第4Qの勝負どころで攻撃のミスを重ね相手に11連続得点を許し劣勢に。荒谷裕秀(あらやひろひで)の連続得点や鵤のゴール下で残り1分を切り2点差まで迫ったが追い付くまでには至らなかった。