10月1日開幕の「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」のメイン会場となる栃木県総合運動公園で、選手や観覧者を出迎えるゲートの設置が進められている。計3カ所のうち2カ所はほぼ完成し、「本番間近」を告げている。
中央エントランスのゲートは高さ約5メートル、幅約12メートル。県産材のスギと大谷石が使用された。「ようこそ栃木へ」の文字や両大会のロゴ、県のマスコットキャラクターとちまるくんがあしらわれた。反対側には「また来とこれ」と栃木弁を記した。
西エントランスのゲートは白を基調にイチゴのデザインなどを配した。開閉会式で主に選手が通るため、反対側の文字は「来年は鹿児島でお会いしましょう」。もう1カ所は飲食や展示などのブースを設ける「いちご一会広場」に設営している。
県施設調整課の担当者は「10日に始まる会期前競技の会場も近いので、国体の雰囲気を感じたり写真スポットにしたりしてほしい」と話している。