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戦術を確認する栃木ＳＣの時崎監督と選手ら＝河内総合運動公園陸上競技場
サッカーＪ２栃木ＳＣの第35節は10日午後６時から、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で横浜ＦＣと対戦する。今季通算成績は９勝12分け12敗の勝ち点39で15位。ここからリーグ終盤の５連戦がスタート。首位撃破で弾みをつけたい。
前節はホームで群馬と対戦。ＦＷ矢野貴章（やのきしょう）が２戦連発のゴールを決めたが、試合終了間際でＰＫを献上し、悔しい引き分けとなった。
横浜ＦＣは今季19勝10分け５敗の勝ち点67で首位。リーグ得点王のＦＷ小川航基（おがわこうき）ら強力ＦＷ陣を擁し、鋭いカウンターから得点を量産している。一方、栃木ＳＣは前回対戦時はスコアレスドローに終わったものの攻勢の時間が長かった。同様のイメージで攻撃できれば勝利も十分あり得る。
時崎悠（ときさきゆう）監督は「（相手は）ゴール前の質が高い。少しでも時間与えたら抜かれて決められる。隙を見せぬよう集中することが大切」。ＤＦ黒崎隼人（くろさきはやと）は「相手が嫌なことをいかにできるか。最後の連戦を総合力で勝ち切りたい」と意気込んだ。
