会社役員男性が刃物で刺された事件現場=1日午後3時15分、小山市向野

 栃木県小山市向野の塗装会社で1日午前、会社役員男性(72)が刃物で刺された殺人未遂事件に関連し、小山署は1日深夜、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで同、会社員(39)を逮捕した。殺人未遂事件の現場周辺の防犯カメラには事件発生の前後、容疑者と似た格好の男が歩いている様子が映っており、県警は容疑者が事件に関与した疑いがあるとみて調べる。

 逮捕容疑は、4月中旬ごろ~5月1日、県内またはその周辺で覚醒剤を使用した疑い。「やってない」と容疑を否認している。

 県警によると、殺人未遂事件は1日午前10時半ごろに発生した。塗装会社事務室に男が侵入し突然、会社役員男性の右胸を刃物で刺して逃走した。男性が「知らない男に刺された」などと119番した。男性は全治不詳の重傷。

 現場周辺の複数の防犯カメラ映像や目撃情報などから、容疑者が浮上した。小山署に任意同行を求めた際の様子から尿検査を実施したところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、覚醒剤取締法違反容疑で緊急逮捕した。