2020年度筑西市一般会計当初予算案

 【筑西】市は2日までに、2020年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は19年度当初比4・5%増の423億3千万円で2年ぶりの増額となった。子育て支援や定住促進といった人口減対策に重点を置き積極的に編成した。

 須藤茂(すとうしげる)市長は「大型プロジェクトの一つだった『道の駅グランテラス筑西』の整備事業が完了したものの、重要分野への配分を優先しながら市の将来像の実現に向けた取り組みを着実に推進するための予算となった」と説明した。

 主な新規事業では、4月1日以降に市内で生まれた子どもに20万円を交付する「誕生祝い金事業」に1億1800万円を計上。若い世代の出産費用の負担軽減などを図る。市によると誕生祝い金名目では全国的にも高額とされ、初年度は590人を見込んでいる。

 さらに小中学校入学時の家庭への経済的支援や定住促進を目的に、21年度に入学予定の児童生徒を対象に筆記用具や辞書といった2万円相当の文具類等を支給する事業に5300万円を充てた。

 また継続事業として定住促進住宅取得支援に1億1200万円、明野地区義務教育学校整備事業に1億8千万円、防災行政無線整備に1億3300万円などを計上した。

 歳入の柱となる市税(地方税)は本年度当初比3・1%減の144億7500万円。市債は26・4%増の44億5300万円に上り、20年度末の市債残高は463億1千万円となる見通し。