歌声広場などを開いている川崎くみさん(右)と清市さん

 【那須烏山】夫妻で市内に移住した音楽デュオ「音の旅人くみ∞せい」が、唱歌や童謡などを参加者全員で歌う「歌声広場」を市内外で開き、音楽を通じた交流の場を提供している。

 夫妻は川崎くみ(かわさきくみ)さん(58)と清市(せいいち)さん(61)。くみさんは木の笛「樹音(じゅね)」の講師で、8年ほど前からはギターを演奏する清市さんと車中泊をしながら全国を巡り、音楽活動をしている。

 茨城県つくばみらい市に家があったが、「もっと自然に近い場所で暮らしたい」と考え、2017年7月に月次(つきなみ)に移住した。

 「音楽で住民とつながり、地域を活性化したい」と、18年4月に中央2丁目の「市民カフェ35番館」で歌声広場を初開催。月1回のペースで開催を続け、市内の別の場所や那珂川町などでも開くようになった。こうした活動がきっかけとなり、関係者の依頼で烏山城築城600年記念ソング「想いをのせて」も制作した。

 今月上旬に同カフェで開催した歌声広場には、市内外の高齢者ら約20人が参加した。清市さんのギターやピアノの伴奏で、くみさんと参加者らがリクエスト曲などを一緒に歌った。

 常連の小原沢、無職大久保數(おおくぼかず)さん(82)は「みんなで歌うと一体感がある。新しい友達もできた」と笑顔。川崎さん夫妻は「これからも人と人の輪を広げていきたい」と話す。(問)川崎くみさん090・9003・1338。