欧州に七つある王国ではかつて王位継承を男子に「限定」または「優先」するとしてきたが、20世紀後半以降は性別を問わず第1子が継ぐ「長子優先」への転換が進んだ。伝統見直しの背景には男女平等や安定的な王位継承という観点がある。ベルギー、スウェーデンなど4カ国の継承順1位は女性で、将来続々と女王が誕生する見込みだ。
男子限定制だったスウェーデンは1980年、他国に先駆け長子優先に変更。王位継承順1位は前年に生まれた長男カール・フィリップ王子(47)から姉のビクトリア王女(49)に移された。後にカール16世グスタフ国王(80)が「法律をさかのぼって適用するべきではなかった」と発言し議論を呼んだこともある。
天皇、皇后両陛下が6月に訪問されたオランダとベルギーでは83年と91年にそれぞれ憲法が改正された。両国とも継承順1位は現国王の長女。両陛下の長女愛子さま(24)と誕生日が約1カ月違いのベルギーのエリザベート王女(24)は将来、初の女王となる見通しだ。(ブリュッセル、ロンドン、パリ共同)
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする
