商業出版の経験がない学生の企画から、2005年以降46冊が出版
『呪いを、科学する』『JK、インドで常識ぶっ壊される』。一見奇抜なこれらのタイトルは、いずれも商業出版の経験がなかった学生が持ち込んだ企画から生まれた本です。出版社に伝手のなかった学生が、なぜ大手出版社から本を出すに至ったのか。その道のりをたどると、学生の企画を出版へと結びつける、出版甲子園の仕組みが見えてきます。

『JK、インドで常識ぶっ壊される』/熊谷はるか著/河出書房新社、『呪いを、科学する』/中川朝子著/ディスカヴァ―・トゥエンティワン
■二冊の実際の経緯
『呪いを、科学する』は中川朝子さんが学生時代に出版甲子園に持ち込んだ企画で、大会を経てディスカヴァー・トゥエンティワンからオファーを獲得し、2022年7月に出版に至りました。『JK、インドで常識ぶっ壊される』は熊谷はるかさんの企画で、河出書房新社より2021年12月に発売。発売後大きな反響を呼び、増刷を重ねています。■企画はどうやって編集者に届くのか
出版甲子園は、早稲田大学・東京大学を拠点とする学生団体により運営されています。出版甲子園に応募し、二次審査を通過した企画の企画書は共催するNPO法人企画のたまご屋さんを通じて1000名を超える編集者にメールで配信されます。また、三次審査を通過した企画は決勝大会で二十数名のプロの編集者の前でプレゼンテーションを行います。ここでオファーがあれば、そのまま出版に向けて動き出す仕組みです。二次審査を通過した企画には団体内の担当者が1~2名つき、企画のブラッシュアップから資料づくりまでを共に進めます。
第21回 出版甲子園決勝大会の様子
■2005年から46冊
出版甲子園は2005年の発足以来、この仕組みを通じて46冊を商業出版につなげてきました。現在は第22回大会の応募を受け付けており、締切は2026年8月6日です。応募資格は商業出版経験のない学生で、参加費は無料。応募対象企画は学習参考書・実用書・エッセイ・エンタメで、公式サイト(https://spk.picaso.jp/ )から応募できます。第22回 出版甲子園 開催概要
応募資格: 商業出版経験のない学生であること(小学・中学・高校・大学・大学院・専門学校生等)
*団体での応募も可能
*複数作品応募可能
募集期間: 2026年3月21日~8月6日
応募要項: https://spk.picaso.jp/22taikai/application/
*1次審査は約1000文字から応募可能
後援:茨城県教育委員会、群馬県教育委員会、栃木県教育委員会
本件に関するお問い合わせ先
出版甲子園実行委員会 代表:管原秀太
Email:shuppankoushien@gmail.com
公式X:https://x.com/shuppankoushien
公式Instagram:https://www.instagram.com/shuppan_koushien/
公式HP:https://spk.picaso.jp/
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