「世界人工知能大会」の開幕を前に、国連のグテレス事務総長(前列右から2人目)と握手する中国の王毅外相(同3人目)=16日、上海(共同)

 「世界人工知能大会」の開幕式に臨む中国の習近平国家主席(左)=17日、中国上海市(共同)

 「世界人工知能大会」の開幕を前に、国連のグテレス事務総長(前列右から2人目)と握手する中国の王毅外相(同3人目)=16日、上海(共同)  「世界人工知能大会」の開幕式に臨む中国の習近平国家主席(左)=17日、中国上海市(共同)

 【上海共同】中国・上海で17日、人工知能(AI)関連製品の大型展示会「世界人工知能大会」が開幕した。習近平国家主席が初めて出席し、開幕式で演説した。AI分野で新興・途上国「グローバルサウス」への影響力を拡大する中国は、米国に対抗してルール形成の主導権確保を狙う。

 今回は各国企業約1100社が出展して約3千点の製品やサービスを展示。人間に代わって自律的に作業するAIエージェントを搭載したスマートフォンなどが注目される。会期は20日まで。

 中国政府系シンクタンクによると、中国のAI産業の規模は24年の9千億元(約21兆5千億円)から25年には1兆2千億元へ拡大。中国製AIは海外自動車メーカーも車両に搭載するなど存在感を高めている。

 中国やロシア、パキスタン、ラオスなど29カ国は16日、AIの国際協力を進める国際機関「世界AI協力機構」を設立する協定に上海で調印。中国は自国製の安価なAIの普及を通じ、各国への影響力強化を図っている。