奈良公園(奈良市)に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」は16日、頭数調査の結果、1687頭で過去最多を更新したと発表した。昨年から222頭増えた。鹿せんべい以外を与えることで栄養過多となっており、愛護会は注意を呼びかける。
愛護会によると、増加の一因は野菜や残飯を与える人が増えて栄養状態が良くなり、毎年出産するようになったこと。公園外に出て家庭菜園を食べる被害が増えている。
1953年から毎年調査し、7月15、16日に約40人の目視で実施した。内訳は雄411、雌990、子ジカ286頭。6月末までの1年間で198頭が死亡し、そのうち72頭が子ジカだった。
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